2021年冬期安全大会開催
弊社では、年に2度～３度安全大会実施してきました。コロナ禍の中、2021年冬期安全大会を、久しぶりに横浜営業所にて皆顔を合わせて行うことができて非常に嬉しく思います。感染対策を徹底し換気を行いながら、なんとか無事開催することができました。コロナ禍で非常事態宣言が繰り返し出された2019年～2020年は安全大会のキャンセルや延期が相次ぎリモートでの開催を余儀なくされました。
しかし、安全大会は労働災害が多発する建設業において、安全の重要性を再認識する場であり、安全衛生教育の一貫として重要なイベントであります。
2019年の労働災害による死亡者数が全産業で845人、そのうちの269人が建設業でその全体の30%以上を占めています。その主な原因として、建設機械等の挟まれ、巻き込まれ、墜落・転落、荷物の飛来や落下があげられ、ほとんどヒューマンエラーによるものです。ヒューマンエラーは、安全啓発、ヒヤリハットの共有、事故事例共有、作業前の声掛けや不注意を未然に防ぐ人的体制を整えることで、減少させ抑制することが可能であると思います。一人一人の意識を高め、このヒューマンエラーを少しでも減らし、労働災害をゼロにするためにも、安全大会は必要不可欠な催事です。安全大会で目標・スローガンを立て、安全対策実施し従業員以外にも協力会社や一次会社・元請け会社も招き、自社だけでなく全体の安全意識の向上はかり、これからもタワークレーン業務に限らず、関連する全ての業務で事故・災害を減少・抑制できるように、有意義な安全大会を行っていこうと思います。
横浜建機株式会社 三澤 悟志
2022年02月03日 00:30
